チョーキング(白亜化現象)
チョーキング(白亜化現象)
外壁をさわるとチョークのような粉が手につくことがあります。
これは「チョーキング」と呼ばれ、粉の正体は塗料に色をつける「顔料」です。
塗料はアクリルやウレタン、シリコン、フッ素といった「樹脂」に顔料や添加剤を混ぜたものですが、外壁材表面の塗料の膜(塗膜)が紫外線や風雨にさらされると樹脂が余々に分解されていきます。
すると樹脂に包まれていた顔料が
むき出しになり、元の粉状になります。
これがチョーキング現象です。
塗料の種類にもよりますが、陽が当たる場所では5年ほどでチョーキング現象が出始めることもあり、塗膜の劣化状況を知る目安となります。
塗膜は家の雨がっぱ。
早目にメンテナンスを行うことが大切です。