外装リフォームの主な目的
外装リフォームの主な目的

建物の寿命を延ばす


雨漏れなどがあると建物の痛みが進。木造住宅では木部が腐り、鉄骨住宅では鉄骨が錆びることもあります。構造的に被害が及ぶ前に処置することが重要です。雨は壁から入りこむことも多いので、モルタル壁ならクラック、サイディングならシーリングの切れなどに注意を。
リフォーム例
・屋根材の補修工事
・庇などの板金工事
・シーリング工事
・クラックの補修工事

耐震性の向上


屋根材を軽いものに葺き替えて荷重を少なくし、建物の耐震性を向上させる工事が広く行われています。また耐震のため開口部を少なくしたり、外壁側から構造壁を入れる場合に外壁工事が伴います。他にも既存のモルタル外壁の上からサイディングを張ることで耐震性を向上させる新SAT工法などの工法があります。
リフォーム例
・屋根葺き替え工事
・耐震工事に伴う外壁工事
・新SAT工法

外装材の保護と美観


外装材には定期的な必要なものと不要なものがあります。と木が紫外線による劣化で退色が進み、さらに進行すると基材が露出して水分を吸い込んで外装材自体が痛んでしまいます。外壁材の痛みが進んでいる場合は塗装ではなくカバー工法を選択するこちもおおいです。
リフォーム例
・塗装工事
・カバー工法

断熱性の向上


断熱住宅の歴史は浅く、1980年に旧省エネルギー基準が制定されたのが始まりです。外装に於ける断熱リフォームでは、断熱材を外壁側に張る外張断熱工法や断熱塗料を塗る方法が一般的に行われています。新SAT工法は耐震性の向上を兼ねて施工することができます。
リフォーム例
・外張断熱工法
・新SAT工法
・断熱塗装

2023/02/23 18:52 | 固定リンク | つぶやき