チョーキング(白亜化現象)

チョーキング(白亜化現象)

外壁をさわるとチョークのような粉が手につくことがあります。

これは「チョーキング」と呼ばれ、粉の正体は塗料に色をつける「顔料」です。

塗料はアクリルやウレタン、シリコン、フッ素といった「樹脂」に顔料や添加剤を混ぜたものですが、外壁材表面の塗料の膜(塗膜)が紫外線や風雨にさらされると樹脂が余々に分解されていきます。

すると樹脂に包まれていた顔料が

むき出しになり、元の粉状になります。

これがチョーキング現象です。

塗料の種類にもよりますが、陽が当たる場所では5年ほどでチョーキング現象が出始めることもあり、塗膜の劣化状況を知る目安となります。

塗膜は家の雨がっぱ。

早目にメンテナンスを行うことが大切です。


2023/03/03 07:50 | 固定リンク | リフォーム知識