雨漏れの主な原因
屋根
・胸板金の剥がれ、浮き
・屋根材のひび割れ、ずれ落ちなど
対処方法
胸板金の釘打ち、コーキング補強。
あまりにも屋根の劣化が激しく場合は屋根材の葺き替え又はカバー工法をおすすめします。
外壁
・外壁のひび割れ
・塗膜の剥がれ
・シーリングの劣化
対処方法
外壁のひび割れ、剥がれをモルタル、コーキング材でひび割れ剥がれた箇所を埋めていきます。その後塗料でコーティングします。
シーリングの劣化は新たにシーリングを打ち替えていきます。
バルコニー
・手摺りの根元
・床材の経年劣化
・内壁のひび割れ
対処方法
手摺りの根元はしっかりコーキングで隙間を埋めます。
雨漏れする程床材が劣化している場合は新たに防水層を作る必要があります。
ウレタン防水などでを行います。
内壁のひび割れは外壁同様の補修作業を行います。
サッシ周り
・シーリングの劣化
・モルタル又は塗膜の劣化
対処方法
新たにシーリングを打ち隙間を埋めます。
モルタル又は塗膜の劣化の場合はシーリングか微弾性塗料で隙間を埋めます。
まとめ
主な雨漏れが発生する箇所の説明でした。
雨や日差しから建物を守るためには、定期的なメンテナンスが必要になります。
お家の事ならなんでもご相談下さい。
アスベストとは
アスベストは天然の鉱石が繊維状に変形したものです。
アスベストの語源は「消化できない」といういみですが、その名の通り、吸い込むと消化されずに体内に溜まって肺がんや悪性中皮腫などの要因となるため大きな問題となっています。
住宅の外装材では屋根材のスレートや外壁材のサイディングなどに使用されていましたが、2006年以降は使用を前面的に禁止されています。
しかしこれらは整形板のため飛散する危険度が低く、使用されていても除去対象外の建材となっています。
但し、穴を開けたり切断する場合は飛散する恐れがあるため葺き替えなどで解体する場合はアスベスト対策をとる必要があります。
上から被せるカバー工法や塗装で塗膜を作る方法で飛散を防ぐことができますが、塗装の場合、痛みが進んでいると高圧洗浄の際に基材が削れる危険があるため施工できないことがあります。